アルゼンチンでは新型コロナウィルス感染対策として、国会議員も在宅で仕事をしている。

国会審議も自宅からZoomミーティングで参加するのだが、その時事件が起こったとフォックスニュースが伝えている。

Zoomミーティングで行われていた国会審議は当然アルゼンチンの国民も見ていたのだが、ありえない光景を目にしてしまった。

在宅で国会審議に参加している国会議員の膝の上に女性が座り、議員がその女性の体を触りながら服を脱がせた挙句に胸にキスをしているのだ。

問題に気がついたのか、議長が「重大な犯罪」を報告するために審議は中断されてしまった。

「国会の通常な運営と礼儀から逸脱する事件を起こした」ということで、議長はその議員の即時停職を言い渡した。

その後対象議員の免職を求める特別委員会が設置され、免職決議が承認されたという。

議員の職を失った彼はインタビューで次のように語った。

「本当に恥ずかしいし、とても悪いことをしたと思う。だが、妻とセックスをしていたわけではない。ほんの10秒の出来事だった。妻は事件の数日前に豊胸手術をした。それで、たまたまバスルームから出てきた彼女を見たので、胸はどんな感じになったのか見てみようということになったんだ。ネットは非接続になっていたと思っていたのだが、自動的に再接続されていた」

豊胸手術後の奥さんの胸を見たくなったために国会議員の地位を失うなんて、他人にとっては笑い話だが、本人にとっては痛恨の極みだろう。