ホノルル鉄道工事 再び遅れ
これまでも何度も開通の遅れが発表されているホノルル鉄道だが、また開通が遅れそうだとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
先日、1年半の遅れの可能性が指摘されたばかりだが、新しく発表されたホノルル高速鉄道局の資料によると、工事はさらに9カ月、最悪の場合は4年延長される可能性を示している。
工事期間の延長は、莫大なコスト増につながる。
市議会議員のジョイ・マナハン氏は「これで大丈夫だと今まで思ってきたのに、突然いろいろな問題が湧き上がってきた。工事の遅れはそのままコストの増加だ」と述べている。
今回の問題はディリンハム・ブルバード沿いの工事のために道路を掘る必要があるが、そのためにはまず地下に埋められている上下水道や電線などを移動する必要があるという。
92億ドルに膨れ上がったホノルル鉄道プロジェクトは2025年に前面開通という予定だったが、現時点ではいつになるか不明だ。
カポレイ東部からアロハスタジアムまでの一部区間の開通は今年末から来年3月に延期されている。
(日刊サン 2020.9.24)
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