JFK空港の滑走路で18日間生き延びた猫を救出
サルバトーレ・ファツィオさんはイタリア旅行にペットのネコを連れて行くことにして、ペットケージに入れて荷物として空港カウンターに預け入れた。
ところがそのネコは、飛行機に積み込まれる途中にケージから逃げ出してしまい滑走路上を歩き出した。
空港職員が追いかけたものの見失って行方不明になってしまい2週間が過ぎた。
飼い主のファツィオさんがこの件をフェイスブックに投稿したところ、ペットの行方を探す仕事をしているデバッカーさんがその投稿を見て、支援を申し出た。
しかし世界で最も大きな空港の一つであるJFK空港の滑走路でネコを探すのは容易なことではなかった。
しかも2週間以上経って、ネコがまだ滑走路近くにいるという保証もない。
ところが空港職員がネコの首輪を滑走路上で発見したことから、まずネコがいるかどうか確認するためにカメラを設置した。
10時間後にネコの姿がカメラに映し出されていたため、その周辺に捕獲用カゴを設置して、行方不明になってから18日後、見事にネコは確保されたとフォックス・ニュースが伝えている。
今までペットとして生きてきたネコが空港滑走路で18日間も生き延びたのは奇跡的だ。
ネコの体重は3ポンド(およそ1.5キロ)減って、身体にいくつかの傷もあったというが、すぐに元気を取り戻して、飼い主の元に戻ることになった。
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写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.09.23)