ホノルル市段階的再開の基準発表
カーク・コールドウェル市長は9月22日の会見で、現在の在宅命令を23日で終了し新たな段階的再開の枠組みを発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
この枠組み(Framework)は、今後将来的に、規制を緩めるか強めるかについての範疇を決定することになる。
市長は「最初の在宅命令解除の際に一気に再開へ向かった時の失敗を繰り返したくない。新型コロナウィルスとの戦いは(短距離走ではなく)長距離マラソンだ」と述べた。
「来年コロナワクチンが開発されてオアフ島の住民がワクチン摂取を受けられるようになるまでは、ウィズコロナの新しい生活様式を受け入れなければならない」
現在の在宅命令は23日に解除となり、24日からは第2段階に入るわけだが、何ができるようになり、何がまだできないのかの主な詳細は以下のとおりだ。
● 公園やビーチ、ハイキングなどは5人までのグループで、運動や日光浴、ピクニックなどの活動は許可される。
● 小売店舗、ボーリング場、映画館は50%までの収容人数で営業許可。
● バー、ナイトクラブ、マッサージ、タトゥーという業種は営業は停止のまま。
● ボーリング場とウォーターパークは5人までのグループまで入場可能。
● 美容院とネイルサロンは営業可能。
● スポーツジムは屋外のみ営業可能。
● レストランは屋内飲食を許可するが、同一テーブルには同居家族5人までで、追跡調査のために予約時には各人の名前や住所などが求められる。
● 公園で大型テントを使用するには当局からの許可証が必要。
ホノルル市が発表した段階的再開の枠組みの詳細はこちらから。
(日刊サン 2020.9.23)
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