ハワイ・ビーチ安全週間
ハワイのビーチ安全週間が9月20日から始まったが、最近海での事故が多発しているとKHONが伝えている。
ホノルルのビーチや公園が閉鎖している中でオアフ島東部のスピッティングケイブを呼ばれるあたり周辺では2件の事故が起こった。
ワイキキのカイマナビーチでも高齢者の死亡が確認され、マジックアイランドでも一人が死亡している。
ホノルル市当局によると、ビーチが閉鎖されて以降、住民たちが隠れた穴場に行く傾向が見られるとしている。
人々がビーチに行って、道から外れたような目立たないところを見つけてはパーティをして、アルコールが入ると事故につながっていると言う。
州の統計では、多くの旅行者がスノーケリングや水泳中に溺れているが、今年4月から7月にかけて、9件の事故のうち8件はハワイの住民だった。
ライフガードのいない場所での事故が増加しており、ホノルル市では4輪駆動車や救命艇、トラックなどでの救助も行なわれている。
ライフガードによると「人が行かないような場所に行くときには、必ず誰かに目的地を知らせておくことと一人では泳がないことが大切だ」としている。
「水の中で意識を失った場合4分から6分で命取りになる」
9月下旬に入り海の様子は夏と変わってきており、特にノースショアでは大波のシーズンに入ってきている。
ホノルル市海難救助隊では注意を呼びかけている。
- 一人では泳がない
- 海に入る前には大丈夫かどうか海を観察する
- 警告表示を守る
- 自分の限界を超えることはしない
(日刊サン 2020.9.22)
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