日刊サンWEB|ニュース・求人・不動産・美容・健康・教育まで、ハワイで役立つ最新情報がいつでも読めます

ハワイに住む人の情報源といえば日刊サン。ハワイで暮らす方に役立つ情報が満載の情報サイト。ニュース、求人・仕事探し、住まい、子どもの教育、毎日の行事・イベント、美容・健康、車、終活のことまで幅広く網羅しています。

デジタル版・新聞

こぼれ話 ニュース

【世界のこぼれ話】アメリカ国立海洋大気庁 研究用マヒマヒの胃袋の寄付でギフトカードを進呈

ハワイでよく見かける魚といえばマヒマヒ。スズキの一種で、日本では「シイラ」という魚で知られている。世界の熱帯地方を中心に生息している回遊魚で、頭部が大きく張り出しているのが特徴だ。ハワイでは釣りを趣味とする素人から商業漁業者までマヒマヒは人気の魚だが、その生態についてはあまり知られていないという。

そのマヒマヒの胃袋を寄付してくれる人を国立海洋大気庁(NOAA)が募集しているとKHON2が伝えている。

NOAAの研究者たちは、マヒマヒの採餌(どこで何を餌として食べているのか)についてより明確に把握することによって、その保護に役立てようと研究を続けている。その研究のためにはマヒマヒの胃のサンプルを集めることが必要であるために、広く一般からのマヒマヒの胃袋の寄付を呼びかけている。

今回始まった試験プログラムでは、捕獲されたマヒマヒ1匹の胃袋を寄付することによって1ポイントが加算され、10ポイント集まると地元漁業用品店で使える50ドルのギフトカードがもらえる。

このプログラムは、趣味で釣りをする一般市民から商業漁業者まで、誰でも参加することができる。寄付の際はマヒマヒを捕獲した場所、捕獲のために使った餌のタイプ、体長など、捕獲に関する情報を提出することが求められている。NOAAによると、これまでに300個の胃袋が寄付されたという。

このプログラムについての詳細はNOAAの担当者にメール([email protected].)で連絡を。

写真:Shutterstock.com

(日刊サン 2022.9.21)

シェアする

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial
Twitter
Visit Us
Instagram