【ハワイニュース】サウスウェスト航空、ハワイ行きのフライトで乗客全員がウクレレのレッスン
20日(火)にカリフォルニア州ロングビーチからハワイに向かったサウスウェスト航空に搭乗した乗客はどれだけ驚いたことだろう。全ての座席にウクレレとケースが置かれていたのだ。
これは、サウスウェスト航空とギター・センターがタイアップして行った特別キャンペーンで、全ての乗客にウクレレが進呈され、ハワイへの飛行中にウクレレのレッスンが行われたとフォックス・ニュースが伝えている。
サウスウェスト航空のツイッター・アカウントには、乗客たちがウクレレを手に大きな笑顔を浮かべている写真とともに「皆さんがホノルルに到着するまでにはウクレレのプロになっていました。心配しないでください。レッスン時間は20分ほどで、ウクレレを飛行中ずっと演奏していたわけではありません。だって、みんな弾き方をすぐに覚えてしまったんです」というメッセージも投稿されている。
これを見た人々は素早くソーシャルメディア上で反応した。ザ・アトランティックのジャーナリストであるトム・ニコルズ氏は「僕はサウスウェスト航空の大ファンだけど、これはメチャクチャ笑えた」と投稿した。
別のユーザーは「僕のノイズ・キャンセレーションのヘッドホンは200個のウクレレに対して効果はないだろうね」とコメントしている。また「サウスウェストがやった今回のウクレレ・フライトはマーケティングの観点から見て天才的だ。どれだけ大きな広告効果があったことだろう。しかも無料だ。それに、これは後でも使える。例えば『約束します。フライトは99.9999%ウクレレ・フリーです』とか、そういう感じで」とコメントした人もいる。
ギター・センターは世界最大の楽器販売会社だが、今回の件について次のように発表した。「ボーイング737-800型機の乗客全員にミッチェル社のMU40ソプラノ・ウクレレをプレゼントし、飛行機内でウクレレのレッスンをするというのは弊社にとって初めてのことでした。弊社のインストラクターは『ハロー・アロハ・ハウ・アー・ユー?(Hello, Aloha. How are you?)』という曲の演奏の仕方をお教えしました」
今回のイベントは、ギター・センターと共同で行っているサウスウェスト航空のキャンペーンの一環で、同社では、ウクレレとハワイ往復航空チケットが当たるくじも開催している。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.21)