ハワイ王族の末裔でデザイナーのクム・ミカ・カモホアリイ氏が、ロンドンでエリザベス女王の葬列を見送ったとKHON2が報じている。
カモホアリイ氏は、ファッション・ウィークでショーを行うためにロンドンに滞在していたが、滞在中に国葬が重なったため、ハワイの伝統的な衣装で女王を見送ることにしたという。フェザーワークのマントに男性用下帯の「マロ」を身につけ、40人の同行者と共に道路脇で4時間待機した。
葬列が来た際、棺に向かって皆で「アロハ・オエ」を歌った。それを見ていた周囲の人々は、カモホアリイ氏らがハワイから来たことを知り、「遠くまで来てくれてありがとう」と口々に声をかけた。
同氏は、「忘れ得ない日になりました。ロンドン市内には虹の飾りもので女王を見送る人もいました」と語った。
今月8日、女王が崩御した直後にウィンザー城とバッキンガム宮殿上空に二重の虹が現れるという出来事があった。
国葬前日の18日にも、女王の棺が安置されていたウェストミンスター宮殿上空に虹が現れ、話題になっている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.20)