ハワイ島西部コナの農地で8月半ば、大型犬ほどのサイズのヤマネコが住民男性によって目撃された。
その後も目撃情報は相次いでおり、11日には、最初に目撃された場所から数マイル離れた地点でヤマネコが監視カメラの映像に捉えられたとKHON2が報じている。
コナから5マイル南にあるキャプテン・クックで11日午後7時45分頃、ママラホア・ハイウェイ沿いにあるマナゴ・ホテルの従業員が、似たような動物を目撃した。同ホテルによると、宿泊客からも目撃情報が寄せられたという。
同ホテルの監視カメラの映像には、ヤマネコらしき動物がホテルの敷地内を25メートルほど歩き、ハイウェイをまたいで隣接するアーサー・L・グリーンウェル・パークの方へ移動する様子が捉えられていた。
この調査をしていた州国土天然資源局(DLNR)の広報担当者は、「大型ネコ科動物の目撃情報が相次いだが、現地調査に値するほどの証拠を提供した目撃者はいなかった。また、捕獲のための餌とカメラを設置したが、成功には至らなかった」と述べた。
ヤマネコの調査は現在、州農務局(HDOA)が担当しており、HDOAの電話808-643-PESTに情報を寄せるよう呼びかけている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.13)