1972年にワイキキで発生した殺人事件の容疑者が逮捕された。
被害者のナンシー・アンダーソン氏は同年1月、アロハ・ドライブのアパート内で何者かに刺殺された。ホノルル警察署 (HPD)は事件の有力な手がかりをつかめず、捜査は難航していた。
HPDは、高度なDNA分析を専門とするバージニア州のパラボン・ナノ・ラボ(Parabon Nano Labs)にDNA鑑定を依頼し、2020年に情報請求嘆願書を更新。表現型解析と呼ばれるDNA鑑定のプロセスにより予測された容疑者の外見のスケッチを公開していた。
事件から50年以上が経過した今月始め、容疑者の特定に至り、保釈なしの令状が発行されて容疑者の男が12日にネバダ州リノで逮捕された。男は第2級殺人罪で起訴され、身柄はHPDに引き渡される見込みだ。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.13)