ワクチン接種カードを持っていない日本人観光客は?
オアフ島では、13日から「セーフ・アクセス・オアフ 」プログラムが開始する。
レストランやバー、スポーツジム、その他の施設を利用する際にワクチン接種カードか48時間以内に発行された陰性証明とともに身分証明書の提示が義務付けられる。
ワクチン接種カードは米国食品医薬品局(FDA)が発行したものを基本的に対象としており、日本など海外のワクチン接種証明書についての対応が10日に発表された。
ハワイ観光局の発表によると、次の通りだ。
海外からの渡航者のワクチン接種証明書の条件:
-FDA(米国食品医薬品局)が承認している新型コロナウイルス感染症のワクチン接種メーカーであること(ファイザー、モデルナ、またはジョンソン&ジョンソン)
–最終接種日より15日経過していること
–公的機関(自治体)が発行した海外渡航用新型コロナワクチン接種証明書であること
–英語にて接種証明が記載されていること
身分証明書の条件:
–氏名と顔写真があるもの
–氏名と生年月日があるもの
例:パスポート、ハワイ州が発行する身分証明書、運転免許証、学生・在職証明証
注意事項:
–アストラゼネカ社のワクチンは米国食品医薬品局から正式なワクチンとして現在承認していない。
–日本の場合、米国と異なり、各自治体によって証明書の見た目やフォーマットが異なり、ハワイの各施設で全ての証明書の把握をすることが難しいため、このワクチン接種証明書を提示しても一部の施設、機関で入店・入館できない可能性もある。
日本の厚生労働省による海外渡航用のワクチン接種証明書について説明はこちらから。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.09.13)
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