HPD巡査長、ワクチン接種拒否で無給停職処分に
HPD(ホノルル警察署)所属のマーク・カッツィー巡査長は、ワクチン接種をしていないことを理由に7日の夜から無給停職処分を受けている。現在、ホノルル市は市職員のワクチン接種を義務付けている。カッツィー巡査長は「銃とバッジを返納する際、解雇される可能性も示唆された」という。話した。
巡査長は「副反応に懸念があるためワクチン接種は避けたい」と言う。代わりに毎週PCR検査を受ける意思があるものの、ホノルル市職員のワクチン接種義務に関するコンプライアンスでは、ワクチン未接種者のオプションとしてPCR検査を許可していない。一方、ハワイ州の他の郡の職員及び州職員には、PCR検査のオプションが許可されている。
リック・ブランジャルディホノルル市長は8日夕方に発表した声明の中で、「ワクチン接種義務化の主な目標は全ての職員に安全な職場を提供し、職員の家族の安全を確保することだ。職員の解雇は避けたいが、現在49人の市職員がワクチン接種の拒否を理由に解雇に直面している」と述べた。
カッツィー巡査長は24年間HPDに在籍しているベテラン警察官。巡査長の妻はワクチン接種済みだが「夫のワクチン接種拒否または接種免除の要求を支持している」という。
写真:Christian Mueller _ Shutterstock
(日刊サン 2021.09.09)
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