自然災害の後には募金詐欺に注意
今テレビのニュースを見ると、ハリケーン・アイダやカリフォルニア州の山火事で大きな被害を受けた人々が後片付けに苦労している姿がたくさん映し出されている。
家の中に押し寄せた泥水をかき出していたり、火事で家を失った人々が懸命に立ち直ろうと努力している姿を見ると、誰もが助けようという気持ちになるものだが、そのような善意の気持ちを利用して詐欺行為を行う人々もいるとKHONが伝えている。
消費者保護団体ベター・ビジネス・ビューロー(BBB)のハワイ担当マネージャーであるロゼアン・フレイタス氏は「大きな自然災害の後というのは、人々の温かい善意の気持ちを利用しようという詐欺グループにとって良い機会なのです。いつもの手口なのですが、なりすまし詐欺なのです。ひどい事件が起こるとすぐになりすましの募金活動を始めるのです」と述べている。
「もしハリケーンの被害者や山火事で被害を受けた人々のために募金をしようと思っている人は、募金先に注意してください。大切なお金が詐欺グループの手に渡らないようにしなければなりません。支援を必要としている人々に直接素早く支援が届くような団体を選ぶことが大切です。例えば赤十字ですが、支援を届ける手段を持ち、ボランティアが現場で活動しているしっかりした団体です」
もちろん災害募金を集めている団体は赤十字だけではない。
BBBでは様々な目的の募金活動をしている団体を厳選して一覧にしているので、こちらを参考に。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.09.08)
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