「フードランド・スーパーマーケット・リミテッド」は、6日(水)のニュースリリースにて、74年間にわたり地元で愛され続けてきたスクール・ストリートの店舗を閉鎖すると発表した。
ホノルル・スター・アドバタイザーによると、同店舗の賃貸契約が2024年に満了するため、24日(日)の営業を最後に閉店するという。
スクール・ストリート店は1948年に開店し、従業員数は48名。フードランド社は、全従業員に対し、オアフ島の他の店舗で働く選択肢を提供する予定であると発表している。
CEOのジェナイ・ウォール氏は 、74年間営業してきた店舗を閉店することについて、常連客や従業員への影響を考えると決して軽々しくできることではないが、駐車場の問題や店舗の狭さにより、顧客に十分なサービスを提供することが難しいと述べた。「長年にわたってここで買い物をした多くのお客様に感謝します。皆さんは私たちの家族であり、フードランド・スクール・ストリートでサービスを提供できなくなるのはとても寂しい。いつかまたこの地域に戻ってくることができることを願っている」
スクール・ストリート店に最も近いフードランドの店舗には、ディリンハム店、アラモアナ店、マーケットシティ店がある。
フードランドは、1948年に故モーリス・J・“サリー“・スリバン氏によって設立されたハワイ初のスーパーマーケット。ニュースリリースによると、同社は「ハワイで最も古く、最大の食料品小売業者であり、ハワイ全土に店舗を持つ唯一の地元経営のスーパーマーケット」で、4つの島に31の店舗と3100人の従業員を擁している。
シェアする