アラモアナ・センターで2019年、アラン・ジェニングスさん(当時20)が射殺された事件の公判が5日に行われ、カポノ・ミランダ容疑者(25)に過失致死罪で禁固20年の実刑判決が下った。
容疑者は15年間の服役後に仮釈放の対象となる可能性がある。
事件は2019年9月8日未明にゲームセンター「ラッキー・ストライク・ソーシャル」横の駐車場で発生した。ミランダ容疑者に胸を撃たれたジェニングスさんは病院に搬送されたが、その後死亡した。
目撃者がスマートフォンで撮影した動画には、容疑者に至近距離で銃を向けられたジェニングスさんが両手を上げ、逃走した直後に銃撃され倒れる様子が記録されていた。
裁判所が公開した文書によると、警察が現場に到着した際、ミランダ容疑者は別の男に殴られて口の周囲が血まみれだったが、警官には「銃で撃たれた」と訴えた。
目撃者によると、同日午前1時頃、男性グループ間で口論が始まったことが銃撃の発端だったが、ジェニングスさんが口論に加わっていたという証拠はなかった。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.7)