ホノルル市は、手頃な価格の住宅建設のため、カイルアの空き地を購入したとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
8月31日(木)の発表によると、キハパイ・プレイスの734と735に、4階建て42戸(1ベッドルームまたは2ベッドルーム)が建設される。この賃貸住宅は、主に地域の中央所得額の80%までの所得のある個人および家族に提供される。
リック・ブランジャルディ・ホノルル市長は声明で、「今日、我々はより包括的で活気あるコミュニティの構築に向けて重要な一歩を踏み出した。カイルアに手ごろな価格の住宅用地を購入することで、背景や収入に関係なく、すべての住民が私たちの街で生活し、働き、繁栄する機会を確保することを約束する」と述べている。
500万ドルの購入価格には、土地と建物開発設計費が含まれている。この買収には、手頃な価格の住宅のための市の資本改善プロジェクト予算からの資金が使用された。
ニュースリリースによると、ホノルル市議会副議長のエスター・キアアイナ氏がこのプロジェクトの推進力だという。同氏は声明にて「カイルアで必要とされている手頃な価格の住宅が増え、地元の家族がハワイに住み続けられるようになる可能性に興奮しており、地域社会や行政当局と協力して、この物件の再開発案について意見を述べることを楽しみにしている。市が主導する手ごろな価格の住宅を促進するため、他の物件も特定するよう行政に働きかけたい」と述べた。
市土地管理局は、プロジェクトの建設、運営、メンテナンスを行う開発業者との官民パートナーシップを求める公募を発行する予定となっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.9.1)