【ハワイニュース】9月は全米自殺予防月間 ハワイでもサポートプログラム啓蒙やイベントが開催
州保健局(DOH)とハワイ自殺予防タスクフォース(Prevent Suicide Hawaii Task Force) が、今月の全米自殺予防月間に合わせ、自殺問題に関するサポートプログラムの啓蒙やイベントを行なっている。
ハワイでは、心の問題や薬物乱用に関する援助を必要としている人々を対象としたハワイ・ケアズ・サポート・プログラム(Hawai’i CARES Support Program)が行われており、年中無休の24時間体制で、実地訓練を受けた有資格の臨床スタッフらがサポートを提供している。
緊急医療サービス傷害予防システム(Emergency Medical Services and Injury Prevention Systems)支部長のアルビン・ブロンスタイン氏はKHON2のインタビューで、「全米自殺予防月間は、人々が各地域で集まり自殺問題への意識を高め合う機会だ。自殺予防には、支援を必要とする人々がそれを確実に利用するための普及活動が必須だ」と話した。DOHの報告によると、2017年から2021年の5年間で州内で自殺した人は979人に及ぶ。
誰でも参加可能なハワイ自殺予防月間のイベントは以下の通り。
【オアフ島】
- 9月10日:アウト・オブ・ザ・ダークネス・ウォーク
- 9月27日:自殺防止基礎コース
【マウイ島】
- 9 月8日:第3回マウイ自殺防止ミニ会議
- 9 月13日:サイン・ウェービング(16:30~17:15)
- 9 月15日:ユース・メンタルヘルス・ファスト・エイド (MHAH) トレーニング
- 9 月23日:自殺防止基礎コース(12:00~13:00)
【ハワイ島】
- 9 月10日:アウト・オブ・ザ・ダークネス
- 9 月10日:リソースと啓発フェア(11:00~13:00)
イベントの詳細はこちらのDOHのウェブサイトで。
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写真:my_ photos / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.1)