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レイバーデー週末は自宅で

レイバーデー週末は自宅で

新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。

感染数は増加を続け医療機関は逼迫した状態で、霊安室も空きがなくなりそうな状態だ。

州知事も各島の市長たちもロックダウンはしないと言及しているが、今度の週末にはレイバーデーの3連休を控えており、週末に向けて何らかの規制が必要ではないかという声も上がっているとKHONが伝えている。

ハワイ・ヘルスケア協会の代表であるヒルトン・レイテル氏は「現実には、我々はパンデミックの最中です。およそ2年間にわたるパンデミックの中で、一番厳しい状態の中にいるのです」と述べている。

ハワイ州では毎日の新規感染件数が平均900件という数値で推移しており、コロナによる入院数も410件から420件という数字だ。

ジョッシュ・グリーン副知事は「今日の入院患者数は414件でした。数値が少し下がったのは、残念なことに死亡者が出たためです」と述べている。

一部の医療施設では、患者を収容するスペースを広げるために患者を廊下で治療したり、集中治療室がいっぱいで運べないところもあるという。

救急医療に運ばれてもベッドがなくて入院ができないために、数時間も廊下で待つ事例も報告されている。

レイテル氏は「土曜日に行われたビーチパーティーなど、無責任な行動をとる人々がいるために感染が広がるのです。そのような人は自分は大丈夫だろうと思っているようですが、残念なことに感染して亡くなる人が実際にいるのです。みんながマスクをして社会的距離をとり、手洗いをすれば、コロナをコントロールできます。でも守らない人々がいるのが問題です」という。

ブランジャルディ市長もイゲ知事もロックダウンはしないという姿勢だが、関係者はレイバーデーの週末には市民ができるだけ自宅で過ごすように願っている。

写真:Shutterstock.com

(日刊サン 2021.08.30)

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