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【ハワイニュース】病院入り口で救急車が炎上 1人死亡、1人重体

24日(水)、カイルアの医療施設「アドヴェンティスト・ヘルス・キャッスル」の玄関寄せに到着した救急車が火に包まれ、搬送されてきた91歳の患者が死亡し、救急隊員が重傷を負うという事件が起こり、当局が原因について調査を行っているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

ホノルル市救急サービス局長のジム・アイルランド氏は、「本当に大変な夜でした。チーム全員がキャッスルに集まり、亡くなった被害者の家族や救急隊員の支援にあたりましたが、こんな経験は初めてです。調査に協力している皆さんに感謝しています」と述べた。

24日午後8時ごろ、カネオヘ湾地区から91歳の患者を搬送してきた救急車がキャッスル医療センターの玄関口に到着し、突然炎に包まれたという。

運転していた隊員は外に逃げて無事だったが、炎でドアを開けることができずに、患者と隊員(36)が車内後部に取り残された。

隊員は自力で脱出したが、重度の火傷を負っており、現在ストラウブ・メディカル・センターの火傷専門ユニットで治療が続けられている。

91歳の患者は脱出できずに車内で死亡したが、身元の情報は公開されていない。

ホノルル消防署は、警察などと火災の原因について調査を行っているが、まだ正式な発表はない。

消防署長は、「現在調査中であり、結果発表がいつできるかは不明です」とコメントしている。

救急車内で使用する酸素ボンベが原因ではないかという推測について、アイルランド局長は、「火災原因についての調査結果が出るまで、救急サービスの運営には変更はありません。酸素吸入器の使用はこれまで通りです」と述べている。

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2022.8.26)

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