ビルボード看板で保護犬の引き取り手を募集
11歳の保護犬サリーはシェルターで誰かが引き取ってくれるのを2年近く待っているが、もしかしたらもうすぐ引き取ってくれる飼い主が現れるかもしれないとフォックス・ニュースが伝えている。
ミズーリ州カンザスシティの主要幹線道路であるインターステートハイウェイ35号沿いに大きなビルボード看板が出現した。
そこにはサリーの写真とともに「私の名前はサリー。誰か私をもらってくれませんか?」というメッセージが大きく掲げられているのだ。
地元の動物愛好家たちが協力して看板製作費を出している。
動物愛好家のための商品を販売する会社を経営しているスコット・ポーアさんは大の動物好きで、この保護犬の看板キャンペーンを最初に始めた人物だ。
「カンザスシティで一番長くシェルターに保護されている犬を救うために、ビルボード看板を立てるのは私の長年の夢でした」とフェイスブックに投稿している。
「大きなビルボード看板によって、一番かわいそうな犬のことを一般の皆さんに知ってもらうことができると考えたからです。全ての保護犬たちには温かい家庭が必要なのです」
地元コミュニティーに役立つことがしたいと考えた地元企業や動物愛好家たちと協力して、今回の看板が出現したというわけだ。
11歳のサリーはピットブルとテリアの雑種で、カンザスシティのシェルターで一番長く(およそ500日間)保護犬として暮らしている。
この看板でサリーが引き取られたら、また次の保護犬の看板が出される予定になっているという。
写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.08.26)
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