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空港での忘れ物は1億円

空港での忘れ物は1億円

チリも積もれば山となるという言葉があるけれども、まさにその通りの出来事だ。

昨年1年間でアメリカ国内の空港で乗客が置いていった(忘れていった?)お金の合計はおよそ1億円(926,030.44ドル)にのぼるとアメリカ運輸保安局(TSA)が発表したとフォックスニュースが伝えている。

金額の大きかった空港は、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港でおよそ1,000万円(98,110ドル)、サンフランシスコ空港でおよそ550万円(52,668ドル)、マイアミ空港でおよそ500万円(47,694ドル)、ラスベガス空港でおよそ480万円(44,401ドル)、ダラス空港でおよそ430万円(40,218ドル)となっている。

TSAによると、そのほとんどは荷物検査の場所に忘れられたものだという。

しばらくの間は検査場で保管してあるため、気がついたらすぐに検査場戻ればいいということだが、飛行機に乗った後に気がついた場合などは空港の遺失物係に連絡をすれば良いということだ。

しかし、引き取り手のいないお金が1年間で1億円となるのは驚きだ。

このお金はTSAの航空安全プログラムの特別資金として役立てられるとのことだが、空港の検査場では忘れ物に気をつけよう。

(日刊サン 2020.8.24)

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