州保健局(DOH)は、被災したマウイ島ラハイナの大気の質を一般市民がチェックできるよう、微粒子センサーを設置したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
今回ラハイナに設置された微粒子センサーは3台で、そのうち1台はラハイナ・シビック・センターの隣に、残りの2台はラハイナルナ高校の近くに設置されている。これらのセンサーは、24時間にわたる大気への暴露が健康リスクをもたらすかどうかを追跡するもので、大気レベルは10分ごとにリアルタイムで更新され、誰でもオンラインで確認することができる。
なお、22日(火)の時点での大気レベルは「満足(satisfactory)」だった。
マウイ地区保健所の看護師であるハイディ・タオゴシ氏は、信頼できる情報源から情報を得ることが重要だとし、「保健局はつい最近、大気の質を計るモニターを設置したばかりで、次は飲料水の安全性についても調べている。たくさんの情報がありすぎる」と語った。
一方、被災したラハイナやクラでは、住民数千人に対して飲料水に関する警告が発せられている。ベンゼンを含む有害な化学物質が、火災で圧力を失ったシステムに入り込んだ可能性がある。当局によると、水道水は沸騰させてもまだ安全ではないという。
ラハイナの大気レベルの確認はこちら。
https://map.purpleair.com/1/mAQI/a10/p604800/cC0#12.09/20.87976/-156.63996
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