8月20日(土曜日)2,000人以上の人々が慈善活動のためにマジック・アイランドからワイキキまでの区間を歩いて往復するというイベントが行われたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
このイベントは、ハワイ宿泊観光協会(HLTA)が開催している「観光業チャリティー・ウォーク」で今回で43回目を迎える。
マウイ島の戦没者記念運動公園、カウアイ島リフエのヴァイディンハ・スタジアム、ハワイ島クイーンズ・マーケットにあるワイコロア・ボウルでも同時にイベントが開催された。
スポンサー企業の一つであるドミノ・ピザのフランチャイズ店をハワイで展開しているマイク・ロンペル氏は「オアフ島から100以上の慈善活動団体がこのイベントで集めた資金による支援を受けています。私たちみんなが少しずつできることをするだけで、全体として大きな違いが生まれるのです」と述べている。
HLTAの代表を務めるムフィ・ハネマン氏は「多くの人々が立ち上がって、たくさんのボランティアが安全な運営のために働いて、暑い日差しの中で警備に立ちました。心温まるイベントであり、アロハの精神がまだ生き続けていることを実感するものでもあります」と述べている。
今回のイベントで、ハワイ州内の非営利団体を支援するための資金として200万ドル以上が集められたという。
青少年のスポーツセンター「エピック・トレーニング&デベロップメント」もその一つだ。
代表のティナ・スコッティー氏は「非営利団体はここ数年、活動が停滞しています。多くの団体は運営ができない状態で、うちもその一つです。今回のイベントのように、地域社会を支援するために多くの人々が団結できることは素晴らしいと思います」とコメントしている。
ホノルルでイベントに参加した人々には、アロハ・ハーベストやドミノ・ピザなどのスポンサー企業から食べ物が配られた。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.22)