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チョコレートの雪が降った街

チョコレートの雪が降った街

チョコレートパウダーが街を覆うなんて、まるでジョニー・デップ主演の映画「チャーリーとチョコレート工場」みたいなおとぎの国の話のようだが、814日に実際にスイスで起こった話だとフォックスニュースが伝えている。

スイスはベルギーと並びチョコレートで有名な国で、国内に大小さまざまなチョコレート屋がある。

オルテンはチューリッヒとベーゼルの間にある小さな街だが、そこには有名なチョコレート会社リンツの工場があり、毎日製造される甘いチョコレートの匂いで包まれている。

ところが14日早朝、チョコレートの原料であるココア豆の粉を焙煎する工程の工場の冷却装置のパイプラインの一部が壊れてココアパウダーが外部に出たところ、その時たまたま強い風が吹いていたために街中にチョコレートの粉が降ってしまったというわけだ。

住民たちは朝起きて外を見たら、街にチョコレートが降ったことを知ってソーシャルメディアに写真を投稿したが、中には茶色の粉で覆われた白い車の写真をアップした人がいた。

リンツ社は、その投稿者に対して洗車代を払うと申し出たが、今までのところ誰も取りに来ていないということだ。

ちなみにリンツ社は、チョコレートパウダーは人体にも環境にも悪影響はないことと、工場の故障は無事修理が終わって製造は通常通りに戻ったことを発表した。

(日刊サン 2020.8.19)

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