州衛生局では毎週水曜日に前週7日分の感染状態を発表しているが、17日の最新報告をホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
7日間の合計新規感染者数は2,696人で、先週の3189人より15.45%減少しており、1日平均の感染者数も先週の452人から10.6%減の404人となっている。
これで4週連続の減少となった。
死者は13人で、累計死亡者数は1,619人となった。
陽性率も12.4%から10.7%へと低下している。
島別の新規感染者数は、オアフ島で1,886人、ハワイ島で338人、マウイ島で311人、カウアイ島で116人、モロカイ島で1人、ラナイ島で4人、州外で40人となっている。
新型コロナ患者の入院者数は121人で、そのうち10人が集中治療室に入っている。
米疾病予防管理センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー長官は17日、同機関は公衆衛生上の緊急事態に迅速に対応するだけでなく、コミュニケーションを改善し、指針をより明確にして一般市民が利用できるものにする必要がある、と述べた。
CDCは、先週発表した新しいガイダンスで19項目を緩和しており、パンデミックの初期に比べて重症化や入院、死亡のリスクが大幅に減少しているとしている。
州衛生局でもこの緩和措置を受け、州としての対応ガイドラインの緩和を計画している。
17日の時点で、ハワイでは77.1%がワクチン接種を完了しており、44.6%が1回目の追加接種、11.3%が2回目の追加接種を受けているが、およそ324,000人がワクチン未接種だと推定されている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.18)