ハリケーン「フェルナンダ」は太平洋の東でやや勢力を弱め、熱帯低気圧「グレッグ」は西に進路を取り、ハワイ諸島の南を通過していく見込みであるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
中部太平洋ハリケーンセンターによると、15日(火)午前11時の時点で、熱帯低気圧グレッグはヒロの南東約790マイル(約1271キロ)に位置している。時速14マイル(時速約22.5キロ)で西に進み、最大風速は時速50マイル(時速約80キロ)である。
現在の予報では、グレッグは16日(水)遅くから17日(木)早朝にかけてハワイ諸島のかなり南を通過する。気象予報モデルでは、グレッグはハリケーンに強まることはないとしている。
一方、国立ハリケーンセンターによると、15日(火)午前11時の時点で、ハリケーン・フェルナンダはヒロの東約2325マイル(約3742キロ)に位置し、時速9マイル(時速約14キロ)で西北西に進んでいる。
前回の更新からフェルナンダの勢力はやや弱まり、カテゴリー2のハリケーンとなった。今後数日間はさらに弱まり、16日(水)には熱帯低気圧に、17日(木)にはポスト熱帯低気圧になると予想されている。
どちらもハワイの天候に直接影響を与えることはないと見られている。グレッグはハワイ諸島の南を通過すると予想されているが、ハリケーン・ドラよりはるかに弱く、有害な突風を引き起こすことはないとみられるが、湿度は高くなる見込みだ。
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