テキサス州の女性が草刈りをしていたところ、突然空からヘビが落ちてきて、さらにタカも急接近し、2種の動物の戦いに巻き込まれるという信じがたいことが起きたとCBSニュースが伝えている。
ペギー・ジョーンズさんは7月25日(火)、テキサス州シルスビーの敷地にて夫と芝刈りをしていたところ、ヘビが腕の上に落ちてきたという。「木の近くにいたわけではなかったので、タカが運んでいたヘビを落としたのだと思った」とジョーンズさんが語る理由はもうひとつあった。それは、タカが急降下してきたことだ。
腕を大きく振ってヘビを振り落とそうとするも、からみついて全く離れず、ヘビはメガネがへこむほどの強い力でジョーンズさんの顔を数回殴打した。そこに、落下するような速さでタカが現れ、腕に巻き付いているヘビを掴み、持ち去ろうとして引っ張った。「そうしたら、私の腕が跳ね上がった。タカは私の腕ごとヘビを運ぼうとしていた」
タカはなかなかジョーンズさんの腕からヘビを引きはがすことができず、4回ほど急降下し、彼女の周囲で羽ばたき、血みどろの乱闘を引き起こした。ようやくヘビが離れた頃には、ジョーンズさんの腕はタカの爪でズタズタになっていた。離れたところで作業していた夫のもとへ走っていき、彼の運転で病院へと向かった。
ジョーンズさんは刺し傷や切り傷、打撲などを負っていた。ヘビの種類が特定できず、毒を持つ種であったかどうか定かではないため、事件当日は一晩中起きて傷を監視したという。なお、2週間たった後もジョーンズさんの腕はまだ包帯を巻かれたままだ。
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写真:Shutterstock
(日刊サン 2023.8.15)