13日(土)に行われた州の予備選挙についてハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
投票数は336,505で、投票率は39.4%となった。
投票数が579,165(投票率は69.6%)だった2020年の総選挙に比べると、今回は関心が高かったとは言えないようだ。
投票用紙は有権者に郵送されたものの、返送された数が非常に少なかったことから、投票率の低さの要因について、今後の考察が必要ではないかという声も上がっている。
今回の選挙では、候補者同士が互いを非難する、いわゆる「ネガティブ・キャンペーン」が行われ、テレビのコマーシャルで流されたことも良い影響を与えなかったようだ。
知事選については、民主党は副州知事ジョッシュ・グリーン氏が大勝、共和党は元副州知事のデューク・アイオナ氏が勝利し、11月の本選挙では副州知事同士の争いとなる。
多くの立候補があった民主党の副州知事選は、シルビア・ルーク氏がトップとなった。
2位はイカイカ・アンダーソン氏、次いでキース・アメミヤ氏、シェリ・メノア・マクナマラ氏の順となった。
マウイ島市長選では、元判事のリチャード・ビッセン氏がトップ当選し、11月に現職のマイク・ビクトリーノ氏と戦うことになる。
カウアイ島市長選は、現職のデレック・カワカミ氏がトップ当選し、2位のローブン・ポアイ氏と戦う。
連邦議会選では、現職下院議員のブライアン・シャッツ氏が88.1%の支持を受けて大勝し、上院でも現職のエド・ケース氏が78%の投票を獲得しており、11月の本選挙でも確実視されている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.15)