8月13日にハワイでの新型コロナウィルス感染数は今までの最高である355件記録した。

そのほとんどのケースがオアフ島に集中している今、デービッド・イゲ知事はオアフ島に再び在宅命令を発令する可能性について述べているとKHONが伝えている。

イゲ知事は、また、現在9月1日から行なわれると予定されている旅行前感染テストプログラムの延期も検討していると述べた。

「本土からの旅行客に対して観光を再開しないということは、ハワイの経済に大きな打撃を与えるが、我々の地域の健康と安全が第一だ」

イゲ知事は、最終的な判断を下すには数日かかるとしている。

公園やビーチ、ハイキングトレイルなどを閉鎖して人々が集まらないようになったことで、ある程度の感染抑止の結果が出てくることを期待していたが、1週間たっても感染は拡大しているため、より厳しい措置の必要性を検討し始めているという。

保健省で新型コロナウィルス感染追跡を担当していたサラ・パーカー博士に代わり、新しくエミリー・ロバートソン博士とダネット・ウォング・トミヤス副局長が担当することも発表され、感染追跡を担当する職員の増加が早急に行なわれる予定だ。

サラ・パーカー博士については、ジョッシュ・グリーン副州知事やその他の州上層部からも感染追跡に対する不手際は度々指摘されていた。