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現代版わらしべ長者

現代版わらしべ長者

昔話のわらしべ長者の話を覚えているだろうか?

貧しい男が持っていたワラを次々に交換していって、最後に大金持ちになる話だが、それをやってみた人がいるとスカイニュースが伝えている。

サンフランシスコに住む29歳のデミ・スキッパーさんは2カ月前に、自分が持っているものの中で一番小さなものとしてヘアピンを選びそこから物々交換をはじめて行った。

ヘアピンはイアリングに交換され、マルガリータのグラスセットになり、スノーボードと交換し、掃除機になり、そこから交換を続けてiPhone 11 Pax Proになり、最終的にはミニバンになった。

彼女の物々交換プロジェクトはTikTokとインスタグラムで公開されていて、数百万回も再生されたという。

実はアメリカではカイル・マクドナルドという人物が、2005年に1個の赤いペーパークリップから物々交換をはじめ、1年間で14回の物々交換の末に家を手に入れた話がある。

デミさんはこれからも物々交換を続けて、いつかは家を手に入れたいという夢を持っているそうだ。

「知らない人と会うわけだから、注意はしてきたわ。でも皆すごくいい人たちだった。これからもやっていくわ」

ちなみに、ミニバンは壊れてしまって、電気スケートボードになったそうだが、家を手に入れるまでは長い道のりになりそうだ。

(日刊サン 2020.8.13)

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