一般的にはまだ8月と考えるだろうが、一部の人はクリスマスシーズンまで5カ月もないと考えるようだ。
サルベーション・アーミーは、すでにクリスマスの準備に取りかかっているとKHON2が伝えている。
イギリス発祥の社会福祉事業団体のサルベーション・アーミーは、日本では救世軍とも呼ばれており、社会鍋で知られている。
ハワイでは、寄付されたものを販売するリサイクルショップ、クリスマスシーズンにスーパーマーケットの前などでベルを鳴らして募金を集める活動が有名だ。
この募金活動は「レッド・ケトル・キャンペーン」と呼ばれており、同団体の主要な資金調達手段で、ここで集められた資金をもとに、恵まれない人々に対する支援を行うという。
パンデミックの影響と、今年の物価高騰でさらに厳しくなっている状況の中、2023年には、支援を必要とする人の増加が予想されている。
サルベーション・アーミーでは、パンデミックで多忙を極めていた。
毎週およそ200人に食事を提供し、学食で無料ランチの支援をしつつ、生徒たちが自宅に持ち帰るための食料の調達も行った。
これらの活動資金の元となるクリスマスの募金活動で要となるのが、ベルを鳴らして募金を集める「ベル・リンガー」と呼ばれるボランティアの人々だ。
現在、サルベーション・アーミーでは、この「ベル・リンガー」を募集している。
ボランティアは、個人でも、友人グループ、家族、仕事仲間などでも可能で、活動は1回最低2時間。
11月から12月まで、1日あたり10〜12人が必要とされている。
「ベル・リンガー」のボランティア活動についての詳細はこちらから。
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写真:pezzaroo / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.12)