14年前の結婚式のビデオ上映会
2007年7月20日に結婚したデュルー・ゴトフリードさんと妻のケイラさんは友人に頼んで結婚式の様子をビデオ撮影してもらったものの、新婚旅行のあとでテープには何も写っていなかったと聞かされてとても残念に思った苦い経験がある。
それから14年経って2人の子供にも恵まれ、家族4人で幸せに暮らしていたのだが、デュルーさんはある日教会の友人から、結婚式のビデオが見つかったと連絡を受けた。
教会内で古いものを整理していたらビデオが出てきて、中身を確認したらゴトフリード夫妻の結婚式のビデオだったという。
ところが、このニュースを夫のデュルーさんは奥さんにはすぐに伝えようとしなかった。
14回目の結婚記念日に奥さんを驚かせようと計画を立てたのだ。
当日、地元の映画館を貸し切って、2人だけで映画を観ようと持ちかけた。
カイラさんは「夫がものすごくウキウキしていたので、一体なんの映画なのかしらと思いました。彼がそんなに楽しみにしているのに、もし私が気に入らない映画だったらどうしようかと不安になるくらいでした」と述べている。
映画が始まると、自分たちの結婚式の様子がスクリーンに映されて、ケイラさんは驚いて、嬉しさのあまりに泣き出してしまった。
「本当に信じられませんでした。今までで一番驚いた経験です」
デュルーさんはその一部始終をスマホで撮影しており、それをTikTokに投稿したところ、600万回以上も再生されて、16,600件以上の温かいコメントが寄せられているとフォックス・ニュースが伝えている。
写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.08.11)
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