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そんな意味だと知らなかった

そんな意味だと知らなかった

あなたがもしお店の経営者で、新しいお店に名前をつけるならどんな名前にする?

フランス語とかスペイン語とか、意味は知らないけどちょっと響きがいい言葉もいいかもしれない。

そう思って大失敗をしてしまった2つのお店をフォックスニュースが伝えている。

カナダからニュージーランドに進出してきた地ビール店は、新作のニュージーランドペールビールに「フルフル(huruhuru)」と命名した。

ニュージーランドのウェリントンにある革製品のお店の店名も同じだ。

この言葉はニュージーランドの先住民族であるマオリ族の言葉で、アソコの毛を示すという。

それを見つけたマオリ族出身のテハムアさんは、激怒してFacebookに投稿した。

「革製品を売っているなら革と呼べ。アソコの毛を売ってないなら、そう呼ぶな。マオリ族がお前の店を見たら、アソコの毛を売っているのかと思うぞ。ビールにアソコの毛が入っているのか?」

テハムアさんは、両方の店に連絡して名前の意味を伝え、店や商品の宣伝をしようとするなら自分たちの言語でするように伝えたという。

革製品店のオーナーは、「知らなかった。そんなつもりじゃなかった。申し訳ない」と謝ったという。

知らない外国語で名前をつけるときには、事前に意味くらい調べた方がいいということだ。

写真:ChameleonsEye _ Shutterstock.com

(日刊サン 2020.8.11)

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