マウイ島に就航している航空会社の多くは、より柔軟なキャンセルポリシーを提供し、緊急物資を運び込んだり、山火事の影響を受けた旅行者を避難させるためのフライトを追加している。中でもハワイアン航空は、マウイ島から19ドルのメインキャビン割引運賃を提供し、緊急の旅行ニーズに対応しているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ハワイアン航空は9日(水)夜、カフルイからホノルルへの深夜便を3便増便し、運航を延長する予定だと発表した。10日(木)は同間フライトが4便追加される。また、マウイ島発着便の変更や払い戻しについては、予約チーム(1-800-367-5320)が電話対応を行っている。
ハワイアン航空は9日(水)、マウイ島のコミュニティを支援するため、同航空のパートナーであるアメリカ赤十字ハワイ州支部に、最大3000万ハワイアンマイルと同額を寄付することを約束した。
また、サウスウェスト航空は、ハワイ州内の全便を運航するとともに、追加便を出しており、カフルイ発着の島間路線で19ドルの運賃を提供している。アラスカ航空は、マウイ島からの1日8便の定期便の運航を継続している。
ユナイテッド航空は、9日(水)のカフルイ行きの便をキャンセルし、マウイ島への飛行機を空にし、本土への旅客便として使用。また、マウイ島発着またはマウイ島経由の便の利用者に対し、免除サービスを提供している。
デルタ航空は、9日(水)、全日程を運航する予定であり、現地の状況によりフライトがキャンセルされた顧客のために2便を追加すると発表した。さらに、マウイ島発着またはマウイ島経由便の利用者に対して、8月16日(水)以前にマウイ島を旅行する場合、運賃の差額を免除して便を再予約できる免除サービスを提供している。
なお、利用者は、最新の情報を各航空会社のウェブサイトで確認することが推奨されている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.8.10)