ワシントン州ディア・パークにある教会で4日(木)午前3時ごろに起こった事件についてフォックス・ニュースが伝えている。
教会から警察に通報があった。
通報者によると、顔面をマスクで覆った男性が、懐中電灯を手に教会内を歩き回り、オーディオ機器を見ている様子が、防犯カメラのライブ映像で見えているという。
保安官が出動すると、教会の窓から男性が外に身を乗り出しているところだった。
保安官が男性を地面に押さえつけたところ、突然スカンクが現れて、男性の体に向けて悪臭分泌液を噴射したという。
逮捕されたグラント・シモンソン(28)容疑者は、夜寝付けずに退屈だったために自転車に乗って走っていたところ、教会の窓が空いているのに気づいたという。
一旦家に戻り、今度は徒歩で教会に行き、網戸を破って中に侵入したと供述している。
スカンクは夜行性で、餌を求めて夜間に活動する。
肛門の両脇に肛門嚢と呼ばれる器官があり、危険を感じると、そこから分泌液を噴射して相手を撃退する。
4〜5メートル先の相手にも命中させることができる。
激しい悪臭で、直接嗅いでしまうと、苦しみにのたうち回るほどだという。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.10)
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