9日(火)にハワイ島で起こった17歳男子高校生が第1級テロ的脅迫罪で逮捕、起訴されるという事件を、ホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
男子生徒は、校内で他の生徒たちに脅迫めいた言葉を口にし、その後、オンラインで、銃の使用をほのめかす投稿を行ったという。
生徒は、一旦学校から出て、その後戻ってきており、銃を携帯している可能性があるとの学校関係者からの通報で、午前8時30分ごろ、警察がケアアウ高校に出動した。
警察の発表によると、その生徒は校内に駐車していた車の中で発見され、警官が確認を試みようとすると、すぐに徒歩で、近くの森林エリアに逃走したという。
警察が生徒の捜索をしている間、高校とその周囲の小学校、中学校、および逃げ込んだ森林エリアは、緊急封鎖された。
男性生徒は、午前10時45分ごろ逮捕されたが、銃は携帯していなかったという。
州法では、銃器などの凶器の使用をほのめかしたテロ的脅迫を行った場合、第1級テロ的脅迫罪となる。
男性生徒は起訴された後、州公安局保安課へ身柄を移されたが、オアフ島内にある少年矯正施設へ収容されることになる。
警察は、「今回の事件の捜査にあたり、地域の皆さんのご協力に感謝します。警察は、暴力の脅威、特に銃器などの武器使用の可能性がある場合には、厳しい対応をします。生命の保護は最優先です」と述べた。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.10)