新型コロナウィルス感染が拡大していることから、緊急対策として8月8日からオアフ島のビーチや公園は閉鎖された。

州立公園を管理する国土天然資源省によると、閉鎖初日の9日に違反切符は切られなかったが、公園に人がいなかったというわけではないとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

国土天然資源省のジョン・シルバースタイン氏は「ほとんどの人たちは注意をしている。コロナ渦中でみんな同じ状況で、閉鎖はビーチや公園で大きな人数の集まりを阻止するために必要な措置だと分かっている」と述べている。

州立公園の中に入っていく人々には、閉鎖の旨を伝えてすぐに立ち退くよう伝えられる。

マカプウ灯台には4台の車が道沿いに駐車されていることから数人が入り込んだとされている。

ラニカイビーチには数人がビーチで寝そべっていたために退去を命じられた。

カイルアでは10人がカヤックで島に行って遊んでいたために退去を命じられた。

それ以外にもいくつかの州立公園で遊んでいた人々が注意を受けている。

シルバースタイン氏によると「現時点では、この閉鎖は3週間行なわれる予定だが、違反切符や逮捕が行なわれなくて良かったと思う。地域の安全を守るためには、今はみんなが我慢をする時だと分かっていると思う」