8月8日に行なわれた予備選挙はハワイで初めての郵送による投票となったが、予想していたような混乱もなく、スムーズな運営となった。

投票数は256,344票となり、オアフ島では史上最高の投票数となった。

ホノルル市長選は、リック・ブランジアルディ氏が25.6%、キース・アメミヤ氏が20.2%、コリーン・ハナブサ氏は18.4%を獲得したために、11月3日の本選はブランジアルディ氏とアメミヤ氏という新人2人の一騎討ちとなることが決定した。

元ハワイ・ニュース・ナウのジェネラル・マネージャーだったブランジアルディ氏は、73歳で、初めての政界進出となる。

今までのビジネス界での経験や、非営利団体との連携などを強みとして、ホノルル市政に新しいリーダーシップを強く訴えており、建設費が予定を大幅に超過しているホノルル鉄道について、これ以上建設費が嵩むようであれば建設中止を視野に入れると述べている。

一方のアメミヤ氏は、54歳で、初めての政界進出であるが、弁護士資格を持ち、アイランド保険やアトラス保険を傘下に持つ会社の上席副社長だった。

若さとビジネスマンとしての経験から、ホノルル市政に新しい風を吹かせることを主張しており、多くの組合からの指示を受けている。

ホノルル検事長は、元判事のスティーブ・アルム氏が40％、検事のメーガン・カウ氏が24.3%を獲得して本選に進む。

ハワイ州議員選については、現下院議長のスコット・サイキ氏が僅差でキム・ココ・イワモト氏を破って議席を維持した。

正式な最終投票結果は選挙管理委委員会から5日以内に発表される予定だ。