【世界のこぼれ話】オリビア・ニュートン・ジョンのサイン付き 映画『グリース』の車が競売へ
8日、オリビア・ニュートン・ジョンが73歳で死去したと発表された。
人気歌手で女優でもあった彼女の出演した最も有名な映画といえば、ジョン・トラボルタと共演した1978年の学園ミュージカル『グリース』だ。
作品中の自動車レースで使用された車が、8月20日にカリフォルニア州モントレーで開催されるメカム・オークションに出品されると、フォックス・ニュースが伝えている。
「ヘルズ・チャリオット」と呼ばれる1949年の黒のマーキュリーは、トラボルタ扮するダニーが運転するフォード「グリース・ライトニング」と競った車で、2台のレースはクライマックスシーンの一つだ。
天井部分は取り去られ、黒い車体に伝統的なフレイムパターンが描かれているマーキュリー・クーペは、10数年前に、ハンティントン・ビーチの中古車店でかなり痛んだ状態で発見されたが、その後修復され、以前の姿に戻っている。
広告キャンペーンなどで何度も使用され、ラスベガスで開催されたオリビア・ニュートン・ジョンの記念パレードにも登場した。
車体横には、彼女の直筆サインが今でも残っている。
オークションでの予想価格は、60万ドルから75万ドル(およそ8,000万円から1億円)だという。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.9)
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