5日(金)午後、ホノルル警察の警官が飲酒運転の容疑者を逮捕しようとして負傷するという事件をハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
午後3時ごろ、リリハ・ストリートとバインヤード・ブルバードの交差点近くで事件は起こった。
警察の報告書によると、バインヤード・ブルバード上で動かなくなっている車があるという通報で警官が駆けつけてみると、28歳男性が運転席で眠っていたという。
酩酊しているのではと疑いを持った女性警官が、飲酒検査をしようと男性を車から降ろした。ところが、男性が突然走って再び車に乗り込もうとしたため、警官は引き戻そうとしたが、男性は無理やり運転席に乗り込んだ。
そして、警官が男性をつかんでまだ両足が車外に出ている状態のまま、男性は車を発進させ、警官は負傷したという。
車は、2台の車両とフェンスにぶつかって動けなくなり、男性は車を捨てて逃走しようとしたが、すぐに逮捕された。
男性の身元はサルバドール・アレマン(28)と判明。同容疑者は7日(日)、警官の制止命令に従わなかった罪で起訴されたが、今後、警官に対する暴行罪、飲酒運転、および免許停止期間中に運転した罪などで追訴される可能性がある。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.8)