【ハワイニュース】全米ダンス大会優勝おめでとう カズマ・ブレイルスフォードさん、喜びの声
今年7月、ハワイに住む13歳のカズマ・ジョーダン・ブレイルスフォードさんは、全米で最も栄誉あるダンス大会「ザ・ダンス・アワード」の全米ジュニア男性ベストダンサーのタイトルを獲得した。
カズマさんは、日本人の母とアフリカ系アメリカ人の父を持つ。ホノルルのハイパー・スクワッド・ダンス・カンパニーでダンスのキャリアをスタートさせ、その後、主にホノルル・ダンス・スタジオ、ブギー・ダウン・プロダクションズで現在トレーニングをしている。 5歳からダンスを始め、13歳の現在は、社交ダンス、ジャズ、コンテンポラリー、ミュージカル・シアター、ヒップホップ、タップ、バレエなど、ほとんどのスタイルのダンスに精通している。
ザ・ダンス・アワード・コンベンションは、プロになる前の若きダンサーの登竜門として、全米で広く知られている。同大会の参加者は、社交ダンスやジャズ、コンテンポラリーなどざまざまなダンススタイルに精通していることが条件となり、競争率とともに難易度が高いものとなっている。
そんな有名大会で、見事優勝を勝ち取ったカズマさん。優勝発表の際には「これは夢じゃないよね?」と何度も口にしていたそう。
カズマさんとご両親から、本紙に貴重なコメントをいただいた。
カズマさん:
「全国大会で初めて自分の得意分野ではないコンテンポラリー項目で出場し、良い成績を収められたことは本当に嬉しかった。3年前から目指していたタイトルで、結果発表の時は本当に夢を見ているのかと思った。ハワイから初めてのベストダンサーに選ばれて、これから本土にいく回数も増えると思う。ベストダンサーになると大会のワークショップなどでアシスタントとしてステージの上などでお手本役として活躍するようになる。もっともっとトレーニングして上を目指していきたい。いつか弟のコウタと2人でダンスの大会などにも挑戦してみたい!」
ご両親:
「カズマは昔から踊るのが好きで、まだ3歳ぐらいの時からアンパンマンの曲などを聞くと体を動かして踊っていた。中でもブルーノ・マーズやマイケル・ジャクソンのビデオを見てモノマネをしていた。本格的にダンススタジオに通い始めたのは5歳からで、初めは週1回のレッスンだったのが、どんどん火がつき気がつけば毎日行くように。今では月曜から土曜までみっちりスタジオに通っている。親として、ここまで何かに没頭できる情熱を若いうちに見つけてくれてとても幸せ。これからもダンスに対する熱意を忘れず、すくすく育ってほしいなと願っている」
これからハワイ、そして全米や世界のダンスシーンを牽引する存在として、大いに期待が集まるカズマさん。健やかな成長、そして今後の活躍を日刊サンも応援しています。カズマさん、おめでとうございます!
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写真/動画:本人提供
(日刊サン 2023.8.3)