ワイキキの2つの商業ランドマークである「Tギャラリア・バイ・DFS」と京家レストラン跡地が様々な再開の段階にあり、更なる発展の態勢を整えているとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
金融会社「ブラックサンド・キャピタル」の会長兼CEOであり、デベロッパー「コバヤシ・グループ」の創業者兼シニアパートナーであるB.J.コバヤシ氏によると、ワイキキの一等地にあるTギャラリアは2020年3月に閉店したが、約2週間半前にソフトオープンした。同氏は2日(水)、「DFSとハワイの歴史は1960年代に遡る。DFSがレジャーや旅行小売業に対して行ってきたことは驚くべきことであり、その実績を未来につなげることができるのは、本当にエキサイティングなことだ」と語った。
ブラックサンド・キャピタルは2021年8月、DFSビルと高層オフィス部分(総賃貸可能面積15万5000平方フィート+駐車場)を2億7000万ドルで取得した。同社は昨年、そのうちの7万5000平方フィートをDFSに賃貸し、商業施設として使用するための18年間の3億ドルのリースに調印した。
また、ブラックサンド・キャピタルとコバヤシ・グループは、50年近く続いた京屋レストランが2007年に閉店して以来、休眠状態になっていたワイキキの一等地の不動産の再生も進めている。コバヤシ氏は、現在はまだ具体的にはなっていないものの、今後2、3カ月のうちに計画がまとまるだろうとし、「現在の計画では、超高層ビルは考えていない。しかし、それが検討されないというわけではない」と述べた。
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写真:日刊サン
(日刊サン 2023.8.3)