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コロナ渦中でもラナイ島は特別

コロナ渦中でもラナイ島は特別

有名なIT企業であるオラクル社の設立者であるラリー・エリソン氏は、世界で5番目の資産家であり、ラナイ島にある大きなホテルを所有している。

そのラナイ島ではいまだに新型コロナウィルスの感染が出ていない。

それだけでも素晴らしいことなのに、エリソン氏が所有するラナイ島の会社はホテルが営業停止になってからもずっと、1250人の従業員に給料全額と福利厚生を支払い続けているというのだ。

もちろん、ラナイ島にはエリソン氏の会社とは関係のない小売店やレストラン、その他の会社もあり、失業している人々も出ているけれども、ラナイ島の人口の3分の1にあたる人々が失業していないために今まで通りに買い物をしたりして、経済が回っているという。

オアフ島の6月の失業率は12.5%だが、ラナイ島の失業率は3.1%である。

ラナイ島の子供や高齢者を含めた全人口がおよそ3000人で、就業人口がおよそ1300人ということから考えると、失業者は40人前後となる。

ラナイ島を管轄するマウイのヴィットリーノ市長は「ラナイ島は本当にラッキーだ。エリソン氏の好意には本当に感謝する」と述べている。

エリソン氏は2012年にラナイ島の98%を3億ドルで購入したとされており、彼の個人資産は720億ドルと言われている。

ちなみにマネレ・ホテルの値段はカマアイナ割引で一泊784ドル、もう一つのセンセイ・ラナイは一泊650ドルだということだ。

写真:EQRoy _ Shutterstock.com

(日刊サン 2020.8.3)

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