新型コロナウィルス感染が拡大を続ける中で、行政が人々に注意喚起を行っているとKHONが伝えている。

マウイ市長であるマイク・ヴィットリーノ氏は、屋内でも屋外でも10人以上の人々が集まることを禁止しており、人々が集まることを防止するためにテントやパビリオンの使用は禁止している。

オアフではカーク・コールドウェル市長がバーの営業を最低でも3週間停止を決めており、大人数の集まりを阻止するためにビーチでのテントの使用禁止を現在検討している。

州当局は、住民に対して社会的距離を保つこととマスクの着用を要請しており、もしこのまま3桁の新規感染者数が続けば、再び州全体のロックダウンをしなければならなくなると警告している。

8月1日の土曜日には、ワイメア・ベイで岩ジャンプ大会が開催される予定と口コミなどで拡散し、岩の周りにはたくさんのテントが張られて数百人もの人々が集まっていた。

昼頃にはホノルル警察が出動して、スピーカーで大会がキャンセルになったことを伝えて、大会主催関係者は法律違反で逮捕されると警告した。

州副知事であるジョッシュ・グリーン氏によると、アラモアナビーチパークでも同様に大勢の人々がマスクを着用しないで集まっていたという。

「このような高い感染数が続くと、行政側といてもビーチや公園の使用を禁止するなどのロックダウン措置について考えざるを得なくなる。そんなことにならないためにも社会的距離とマスクのルールを守って欲しい」