1日(月)から州のほとんどの公立学校で新学期が始まった。
今年の新学期から、学校でのマスク着用は任意となっているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ハワイ教育委員長のキース・ハヤシ氏は、「新学期が始まり、生徒たちを学校に迎え入れることができて嬉しく思っています。保護者の皆さんには、今学期から学校内でのマスク着用が任意となっていることをご理解いただきたいと思います」と述べたが、新型コロナ感染が増加している地域を中心に、マスク着用を推奨しているという。
また、子供の具合が良くない時には、登校させずにコロナ検査を受けさせるよう促している。
2年間にわたる遠隔授業やマスク着用を強いられてきた生徒らは、新学期を楽しみにしている。
8年生になるキャサリン・グリーンさんは、「本当に辛かったです。我慢してきましたが、みんなが安全で健康であることが大切です」とコメントしている。
同じく8年生のジョジョ・バイラーさんは、「みんなの顔をもっと見ることができるし、学校での活動もできるので、わくわくしています」という。
新学期開始を楽しみにしていたのは生徒だけではなく、教職員も同様だ。
ケエリコラニ中学校の教師、ブランドン・ガラリタ氏は、「新たなスタートです。マスク着用が任意になり、生徒たちの顔を見ることができるようになったのは大きな変化です。顔が隠れていると、誤解が生じたり、不満を持っていることが伝わらなかったりします。マスクをしていると、生徒を理解するのが難しいのです」と述べている。
「教師は学業だけでなく、社会生活におけるスキルや、人との関わり方、感情をコントロールすることなども教えます。それらは本当に大切なことなのです」
ハワイの公立学校におけるガイドラインや詳細はこちらから。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.2)