カウアイ島西部のワイメア・キャニオン中学校では、7月31日(月)の朝、数十人の保護者、教師、生徒が学校の前で集会を開き、メリッサ・スピートイェンス校長の解任を要求した。
ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、集会の参加者は、これまで学校の安全やいじめ、教育の質について懸念を表明してきたが、スピートイェンス校長はそれらを一蹴したという。また、発言した職員たちは報復を恐れていたとも伝えられている。
心配する保護者たちは先週、カウアイ複合地区のダニエル・ハマダ教育長およびカウアイ教育委員会のビル・アラカキ委員と面会し、不満を伝えた。そして7月31日朝の集会の数時間後、ハマダ氏は中学校の教職員に手紙を送り、スピートイェンス氏が校長に戻らないことを発表した。
8月1日(火)付けで、レイ・カルバーリョ氏が新学期の臨時校長として就任する。
なお、スピートイェンス氏は他の学校に配置転換されたと思われるが、それを懸念する声もある。保護者でかつてDOEに所属していたウイラニ・コー=ヨークマン氏は、「今のところ、彼女はこの地区のどの学校にも属していないと思われる。彼女によるダメージは大きかったが、生徒や教職員にとって喜ばしい結果となった。みんな、これから傷を癒やしていけるだろう」と語っている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.8.1)