オアフ島のスーパーマーケットのセルフレジにて、クレジットカード・スキマーが発見され、ホノルル警察が一般市民に注意を呼びかけている。
ホノルル・スター・アドバタイザーが報じるところによると、クライムストッパーズとホノルル警察(HPD)は29日(土)のニュースリリースで、このスキミング装置はセルフレジのカードリーダーに取り付けられており、クレジットカードやデビットカードの使用の際にその情報を読み取ることができると述べている。
クレジットカード・スキマーは、クレジットカードやデビットカードが使える場所ならどこにでも設置が可能だ。クライムストッパーズによると、スキマーを発見するのは難しいが、視覚的・物理的な検査によって特定できるという。
クライムストッパーズは、「POS端末、ATM、ガソリンスタンドを利用する前に、カードリーダーとその下のパネルとがずれていないかチェックしてほしい。スキミングの装置は、実際のカードリーダーの上に置かれることが多く、変な角度に突き出したり、パネルの矢印を覆ったりすることがある」と述べている。近くの他の端末やATM、ガソリンスタンドのカードリーダーと比較し、違いがないかを確認することも有効だという。また、リーダーが簡単に外れる場合はスキマーが設置された可能性があるため、リーダーやキーパッドを確認することも手段の一つだとしている。
HPDは、改ざんされた可能性のある端末があれば従業員に知らせてほしいと述べている。スキマーの被害に遭った可能性のある人は、クレジットカード会社に連絡し、自分の口座で不正行為が行われていないか確認する必要がある。
スキマーに関する情報がある場合は、クライムストッパーズ(808-955-8300)まで連絡を。ウェブサイトhonolulucrimestoppers.orgまたはP3 Tipsアプリから匿名で情報を提供することも可能となっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.7.31)