コンソリデーテッド・シアターズは、25日(火)、ハワイカイのココ・マリーナ・センターにある映画館を今週末で閉館すると発表した。同映画館での上映は30日(日)が最後となるとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
リーディング・インターナショナルの関連会社であるコンソリデーテッド社は、現在の市場を考慮した映画館ポートフォリオの戦略的評価の結果、このロケーションの閉館を決定したと述べた。
なお、今月10日(月)に、マウイ島クイーン・カアフマヌ・センターのコンソリデーテッド・シアターズが閉館したばかりだ。同映画館はマウイ島唯一のコンソリデーテッド・シアターズで、30年近く営業していた。
コンソリデーテッド・シアターズのリージョナルマネージャーであるロッド・テンガン氏は、声明の中で、「何十年もの間、ハワイカイ・コミュニティの中心で営業できたことは光栄であり、特権であった。長年にわたり、このコンソリデーテッド・シアターズでサービスを提供してきたお客さまに大きな感謝を捧げたい。未曾有のパンデミックからエンターテインメント業界が直面する無数の困難にもかかわらず、ハワイの業界リーダーとして認められたことを光栄に思うとともに、サービスを提供し、最高品質のエンターテイメントをお届けするという我々のコミットメントが最優先事項であることを、観客の皆さまに知っていただきたい」と述べた。
長年の感謝を込めて、ココ・マリーナの同映画館では、28日(金)から30日(日)まで「マハロ・デー」として、観客にポップコーンが無料で提供される。また、終日、チケット代が全席7ドルとなる。
また、先着順で劇場のライブラリーから古い映画ポスターを持ち帰ることができる。
なお、コンソリデーテッド社は、ココ・マリーナの従業員を他のロケーションに移行するよう取り組んでいると述べている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.7.26)