初めての登校日 警察官たちが立ち上がる
誰でも小学校の入学日には緊張するものだ。
お友達はできるだろうか、学校はどんなところだろう。
アリゾナ州マリコパ郡に住むジュリアンナちゃんは7月21日に初めて小学校に登校したが、付き添ってくれるお父さんはいない。
父親のジョシュア・キンナードさんは警察官で、2018年に亡くなってしまっているからだ。
そこで同僚の警察官たちが立ち上がった。
ジュリアンナちゃんは初めての登校日に警察のパトカーにエスコートされて登校すると、大勢の警察官が学校の前に整列しており、その前を通っていくジュリアンナちゃんにバラの花を1本づつ手渡したとフォックス・ニュースが伝えている。
母親のマギーさんは「ジョシュアが亡くなってから、たくさんの警察官のかたが何かあったら連絡するようにと言ってくれました。特に何かの節目の大きなイベントの時には行くからと言ってくれていたのです。今日は娘にとって学校生活の最初の日という大きなイベントです。皆さんに感謝します」と述べている。
警察官の後ろ盾のあるジュリアンナちゃんをいじめようなんて思う子は絶対にいなくなったことだろう。
写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.07.26)
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