ハワイ島にあるホーレイ・シー・アーチが崩壊の危機に瀕しているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ホーレイ・シー・アーチは、キラウエア火山の南の海岸に突き出した溶岩石が波に侵食されてアーチ状になった場所で、観光名所になっている。
ハワイ島は、先週末の記録的な大波のうねりによる影響で、住宅にも被害が出ているが、高さ90フィート(およそ27メートル)の溶岩石にもダメージを与えたようだ。
アーチの脚の部分に当たる岩の一部が、波によって破壊されてしまったのだ。
アーチは、およそ550年前に形成されたものと見られており、最近ではここ数年、安全上の理由で閉鎖されている。
国立火山公園によると、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの終点近くからアーチがよく見える場所があり、そこから景観を楽しむことができるという。
アーチは前触れもなく突然崩壊する可能性があるので、絶対に近寄らないようにとのことだ。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.7.22)